初めての【歌ってみた】最適な録音場所5選!宅録におすすめの環境も紹介

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今回は、歌ってみたの録音が可能な場所について、それぞれのメリットとデメリットを交えて解説いたします。

録音場所の特徴を理解しておくことは、ボーカル音源のクオリティを保つために非常に重要です。

はりー
はりー

えー、お金かかるし自分の部屋でいいじゃーん!!

ハルヒィ
ハルヒィ

近所迷惑や機材にお金をあまりかけられない人もいるからね、そんな人にも「歌ってみた」を楽しめる場所を解説していくね!

ボーカル音源のクオリティが低下すると、ミキシング後の音源のクオリティにも悪影響を及ぼす可能性があります。

以下に、各録音場所の特徴を簡潔にまとめました。

  1. スタジオ
    質の高いボーカル音源を録音することが可能ですが、費用がかかる点がデメリットです。
  2. 宅録
    メジャーな選択肢であり、お手軽に利用できるため最もおすすめですが、近隣への配慮が必要なのが難点です。
  3. カラオケ
    宅録が難しい場合に、スタジオよりも安価で場所を借りることができますが、音源に反響音、ノイズが入りやすいというデメリットがあります。

  4. 反響音が入る可能性が低く、比較的静かな環境で録音できますが、都市部に住んでいる場合、外部の雑音が入りやすい点に注意が必要です。
  5. 簡易防音室
    コストはかかるが近隣住民に迷惑をかけずに、時間帯をあまり気にせずに録音ができて便利です。
記事を書いた人
ハルヒィ【記事を書いた人】

ギター弾き語りを17年、作曲を11年、DTMでの編曲を7年、LIVEや配信など音楽関係で様々な活動経験をしてきました。
現在は自身で作曲した楽曲をYouTubeやサブスクのストリーミング配信を通して活動しています。
初めての「音楽」、これからの「音楽」快適に楽しみたい皆様の一助となれれば嬉しいです。

「歌ってみた」の録音に必要なもの

まずは、録音に必要な道具について簡単ご説明いたします。

歌ってみたを収録するには、適切な道具を揃えることが重要で、準備を怠ると後々面倒な事態を招く可能性がありますので、しっかりと準備を進めましょう。

以下に、最低限必要な道具を紹介いたします。

既にお持ちの方は、該当部分をスキップしていただいても構いません。

  1. DAWソフト
  2. パソコン
  3. コンデンサーマイク
  4. オーディオインターフェイス(配信ミキサー)
  5. モニターヘッドホン
  6. マイクケーブル
  7. マイクスタンド
  8. ポップガード
  9. リフレクションフィルター(初期段階では不要)
  10. 撮影用カメラ(iPhoneなどで代用可能)
  11. 動画編集ソフト

これら全てが必須ではないですが、道具を揃えることでスムーズに録音作業を行うことができるでしょう。

「歌ってみた」におすすめの録音場所5選

①スタジオ

メリット

スタジオでの録音には、以下の2点のメリットがあります。

  1. 高音質なボーカル音源の録音
    スタジオでの録音は、ノイズや反響音が入らないため、高音質なボーカル音源を得ることが可能です。
  2. プロ用マイクのレンタル
    一部のスタジオでは、プロが使用するような高品質なマイクをレンタルして録音することもできます。

高音質で録音されたボーカル音源を使用してミキシングを行うことで、作品全体のクオリティが向上し、結果として動画の再生数にも良い影響を与えるため、スタジオでの録音は非常におすすめです。

デメリット

スタジオでの録音には、以下の3点のデメリットがあります。

  1. 費用がかかる
    スタジオ録音の最大のデメリットは、費用が高いことです。
    レンタル料金の相場を調査したところ、個人で利用するバンド練習用の防音室は、1時間あたり500円から1000円程度が一般的です。
    一方、レコーディング専用のスタジオでは、1時間あたり1000円から10000円と、設備によって幅があり、特別なレコーディングの際に利用するのが良いでしょう。
  2. ネット環境の必要性
    パソコンを持ち込む場合、ネット環境がないと録音に必要なDAW(デジタルオーディオワークステーション)ソフトを起動することができません。
    このため、録音ができなくなってしまいます。
    ただし、Studio Oneはオフライン作業が可能であるため、この点についての心配は不要です。
  3. Wi-Fi環境の確認
    Wi-Fiが利用できるスタジオも存在するため、Studio One以外のDAWソフトを使用している場合は、事前にネット環境の確認を行うことをおすすめいたします。
    Wi-Fiがないスタジオでも、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を利用することで対応可能です。

これらの情報を考慮し、スタジオでの録音を検討していただければと思います。

スタジオと言えば!

シアーミュージックのようなスタジオを持っている音楽教室では、講習の他に「歌ってみた」で使いたい人に貸出をしている所もあるそうです。
無料体験レッスンもしているので、確認がてらに行ってみるのも手です。

②自宅

自宅での録音の人気は、手軽さやリラックスした環境が大きな要因です。

80%以上の歌い手が自宅で録音しているというデータもあり、レコーディングの新しいスタイルとして確立されています。

以下に、自宅録音の詳細なメリットとデメリットをまとめます。

メリット

  • 手軽さがある
    自宅であれば、予約や移動の手間がなく、すぐに録音を開始できる。
  • リラックスできる環境
    自宅での録音は自分の空間なので、過度な緊張を感じず、自然体で録音できる。
  • 自由な時間
    録音時間に縛られることがなく、自分のペースで作業ができる。

デメリット

  • 部屋鳴り
    録音環境の欠点の一つで、部屋の音の反響が録音に影響する。
    ※部屋鳴りとは音源が壁や家具で反響し、クリアな音質が損なわれる現象。
  • ノイズ
    周囲の音(換気扇やエアコンなど)が録音に混ざる可能性があり、消去が難しい場合も。
  • 近隣への配慮
    アパートやマンションなどの集合住宅では、音漏れに注意が必要で、トラブルの原因になることも。

宅録におすすめの環境について

結論から言うと、一番録音環境を作りやすいのが、Adoさんもよくおっしゃっているクローゼットです。

録音の大敵である反響音やノイズは完全に除去するのがすごく難しいですが、大きく軽減してくれると共にコストもかかりません。

強いてデメリットあげるなら暑い事ぐらいです。

部屋鳴りの対策

  • 吸音材の導入…壁に吸音材を配置することで反響音を減らす。
  • リフレクションフィルターの使用…マイクの後ろに設置し、録音時の音の反射を抑えることができる。
  • 部屋に柔らかい家具を置く…ベッドやソファなど、柔らかい素材の物を多く置くことで音の反響を軽減する。
  • クローゼットを利用する…部屋が広くカーテンやベッドなどでも反響してしまう場合はおすすめです。
ハルヒィ
ハルヒィ

ちなみに僕はクローゼットを改装しレコーディングルームにしています!

ノイズ対策

  • 録音前の環境チェック…録音の前に、音が出る機器(エアコン、換気扇など)を停止させる。
  • 録音時間の工夫…近隣の音が少ない時間帯に録音することを心がける。

近隣への配慮

  • 音漏れ対策…遮音カーテンや防音材を取り入れ、周囲への音漏れを防止する。
  • 録音場所の見直し…隣人に配慮が必要な場合は、音の漏れが少ない場所での録音を検討する。

自宅での録音は、時間の柔軟性や快適さが魅力ですが、部屋鳴りやノイズなどのデメリットがあります。

しっかりした対策を講じることで、より質の高い録音が可能になります。

③カラオケ

カラオケでの録音は、スタジオや宅録が難しい方にとっての救済手段と位置付けられています。

メリット

  • コストの低さ
    スタジオでの録音と比べて、カラオケは料金が安価であるため、経済的な負担を軽減できます。
    しかし、これはあくまでデメリットを上回る理由がない限りの話です。
  • 近隣住民の迷惑にならない
    カラオケ施設であるため、近隣住民の許可を貰って運営しています。
    防音対策もされているので苦情の種にはなりません。

デメリット

  1. ノイズの混入
    他の部屋からの歌声や会話がノイズとして録音に入る可能性が高く、これが音質に悪影響を及ぼします。
  2. 反響音の影響
    一般的なカラオケボックスでは、反響音が宅録よりもひどくなることがあります。
    このため、ミキシング時に非常に困難になることが多く、結果的に質の悪いボーカル素材となるリスクがあります。

カラオケの代替案

引用元:快活クラブ公式サイト

歌ってみたの録音を目的とした専用のカラオケ施設も存在するため、地域にそういった施設があれば、そちらを利用することを検討するのも良いでしょう。

具体的には全国展開している「快活クラブ」という漫画喫茶にあるワンツーカラオケという部屋をレンタルする方法です。

全ての店舗で共通か分かりませんが、僕の近所のワンツーカラオケのコンデンサーマイクはオーディオテクニカのAT-ESA7で、スペックだけなら人気のAT4040に引けを取らないものを置いていて、オーディオインターフェイス(スペックは忘れたが)もちゃんとあります。

この方法もあまり知られていないかもしれませんが、これまでのおすすめの方法と比べ音質も良く、経済的な面でも非常に有効です。

カラオケでの録音は、手軽さという点では魅力がありますが、音質面でのデメリットが大きいため、あまりおすすめできません。

特にノイズや反響音が問題となるため、しっかりと対策を講じることが重要です。

可能であれば、スタジオや宅録の選択肢を優先することを推奨いたします。

④車

車での録音は、スタジオや宅録が難しい方にとっての一つの選択肢ですが、大きなメリットは少ないと言えます。

メリット

  • コストがかからない
    カラオケボックスとは異なり、車を使用することで録音にかかる費用が発生しません。
  • 自然な吸音効果
    車内の壁やシートが音を吸収してくれるため、吸音材を使用しなくても比較的クリアな音質を得やすいです。
  • 時間を選ばない
    車を雑音の無い場所に移動すれば良いので、録音をする時間やタイミングを難しく考慮しなくて良い利点があります。

デメリット

  1. 立って録音するのが難しい
    車内は狭いため、立って録音することが難しい場合が多く、ほとんどの人が座ったままでの録音になることが予想され、パフォーマンスを十分に発揮できない可能性があります。
  2. 都会における雑音の影響
    都会に住んでいる場合、外部からの音が入る可能性が高く、録音のクオリティに影響を及ぼすことがあります。
    また、周囲の人に見られる可能性もあるため、恥ずかしさを感じるかもしれませんが、静かな場所を見つけることができれば、質の高い音源を録ることが可能です。
  3. 車自体からのノイズ
    車のエンジン音やエアコンの音が録音に入り込む可能性があり、録音の際はエンジンやエアコンをオフにすることをお勧めします。
  4. ネット環境の必要性
    録音に使用するDAWソフトを起動するためには、ネット環境が必要です。
    ただし、Studio Oneはオフラインでの作業が可能なため、この点について心配する必要はありません。Studio One以外のDAWを使用している場合は、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を利用することで対応が可能です。
  5. コンデンサーマイクの扱い
    車は普段使ってあるくものなので、録音に相応しい環境を作ったとしても、振動などでコンデンサーマイクが壊れてしまう可能性があります。
    コンデンサーマイクを出し入れする時も慎重にやったり、その手間もストレスになる原因になる可能性があります。

車での録音は、コストがかからず、ある程度の音質が期待できる選択肢ですが、立った状態での録音が難しいことや雑音の影響、コンデンサーマイクの取り扱いなどといったデメリットもあります。

これらの点を考慮し、録音環境を整えることで、より良い音源を得ることができるでしょう。

⑤簡易防音室

簡易防音室を自宅に設置することは、特に音漏れが気になる方にとって有効な選択肢です。

周囲の住民に迷惑をかけたくない場合は、ぜひ検討してみてください。

メリット

  1. 簡単な設置
    簡易防音室は、購入後すぐに組み立てることができ、一人でも比較的簡単に設置可能です。
  2. 音漏れの低減
    室内に密閉空間を作ることで、高い防音効果を発揮し、音漏れを大幅に減少させることができるため、周囲への配慮が可能です。
    なお、壁に遮音材や吸音材を追加することで、防音効果をさらに向上させることができます。

デメリット

  1. 高い費用
    簡易防音室は、安価なものでも約10万円、高価なものでは20万〜30万円程度かかる上、安価な製品は耐久性や防音性が劣ることが多いため、おすすめできません。
  2. 夏場の暑さ
    密閉された空間になるため、夏季には非常に暑く感じることが多いです。
    この点については、事前に対策を考えておく必要があります。
  3. スペースの必要性
    簡易防音室は、一般的にクローゼット一つ分の大きさを必要とし、設置場所を確保することが重要です。

簡易防音室は、音漏れ対策として非常に有効ですが、費用や夏場の暑さ、設置スペースなどのデメリットも考慮する必要があります。

これらの要素を十分に検討した上で、設置を決めることをお勧めいたします。

音質の向上や録音環境の改善を目指す方にとって、貴重な投資となるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?ご自身に最適な収録場所は見つかりましたでしょうか。

私個人としては、自宅やワンツーカラオケのような録音を目的とした、専用のカラオケ施設をおすすめいたします。

はりー
はりー

どこも一長一短あって選ぶのが難しいよー!

ハルヒィ
ハルヒィ

確かに、自分の予算や環境によって最適は変わるから、事情に合わせた楽しみ方が大切だね!

5つご紹介しましたが、是非ご自身に合った録音場所を活用してください。

生活環境やコストに応じた方法で、無理なく歌い手ライフを楽しむことができるはずです。

この記事が少しでも皆様の「音楽」のお役に立てれば幸いです。

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